残り少なくなってきた、ロードレースシーズン。
ワールドツアーレースは残り2戦、イル・ロンバルディアとツアー・オブ・広西を残すのみとなった。
ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャなどのステージレースや、クラシックレース、世界選手権などで良い成績を残してきた選手は満足してシーズンを終えることになる。
しかしそうでない選手は、ここで最後の頑張りを見せることになる。
なぜなら悪い印象で今シーズンを終わらせたくないから。
今回は、そんな期待されつつも活躍できなかった選手を紹介していく。
情報源:5 riders who need to save their seasons | Cyclingnews
フェルナンド・ガビリア
昨年クイックステップで、ツール2勝という素晴らしい成績を残して、期待されてUAEに移籍したガビリア。
しかし今年はジロで1勝を飾るも怪我をし、ツールにも出られずシーズン4勝にとどまる。
2016年から2018年の間に30勝を飾った選手としては、物足りない数字。
ブエルタにも出場したが、最高位は13位。
「空っぽ」だと語り、世界選手権にも出場しなかった。
ガビリアは今週からレースに復帰して、今月後半のツアー・オブ・広西に出場する。
ピエール・ラトゥール
ラトゥールも怪我で離脱した選手の1人。
昨年のシーズンは、24歳のシーズンでツール・ド・フランス新人賞を獲得して、一躍フランスの英雄となった。
しかし今年は2月のトレーニング中に手首を骨折して、3ヶ月の休養を余儀なくされた。結果的にツールには間に合わず、グランツールはブエルタのみとなった。
順調に復調しているが、まだ勝てていない。
一番のチャンスは、イタリアのイル・ロンバルディア。
このステージレースでいい成績を残して、有終の美を飾りたい。
ダン・マーティン
昨年のツール・ド・フランスでは、総合敢闘賞を獲得した熱い男。
今シーズンのマーティンは、バスク1周で2位、ドーフィネ、UAEツアーでトップ10と、決して悪いものではなく満足できるもの。
しかし、マーティンの目標には程遠いものだった。
フレッシュ・ワロンヌ、リエージュバストーニュ~リエージュでは、体調不良でリタイヤを余儀なくされた。
更にツールでも、レースにほとんど絡むことができず総合18位。
インタビューではチームに問題があることをほのめかした。
マーティンは、イル・ロンバルディアに参戦予定。
マーク・カヴェンディッシュ
現役で最もツールを勝っているスプリンター、カヴェンディッシュ。
34歳の彼は、昨年後半から続くキス病の再発に悩まされてきた。
今年の5月頃にはウイルスが基準値を下回り、完治したと言えるとまで話した。
しかし完治したと言っても実戦には戻れず、ツールにもブエルタにも出場は叶わなかった。
今年はそのまま、まだ1勝もできてはいない。
キッテルと同時期に調子を崩して、キッテルは引退。
かのアームストロング氏は、「カヴェンディッシュは終わった」と話していたが、ここで勝って未来へとつなげたい。

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