来年のツール・ド・フランスのコースが発表されてから、各選手が色んな意見を述べている。
フルームやピノなどの総合勢からは、山岳が多いということから総合争いは2019年よりも更に厳しいものとなるという意見が出ている。
そして、それは山岳を苦手とするスプリンターにも及ぶかも知れない。
情報源：Ewan says possibly only 3 or 4 sprint stages in 2020 Tour de France route | Cyclingnews
スプリンターにとって
カレブ・ユアンは、ご存知ロット・ソウダルに所属するスプリンター。
比較的低い身長から繰り出されるスプリントは、矢のように速く、ポケットロケットと呼ばれる新星スプリンター。
今年、25歳にして初出場のツール・ド・フランスでは、前半の不振が嘘のような、期間中3ステージで優勝を成し遂げた。
そのユアンは来年のコースを見て、スプリンターには厳しい戦いになると語った。
"The course looks very tough, but we need to look at all the profiles of all the stages to really see, but at the moment it looks like maybe only three of four sprint chances,"
コースは非常に厳しいように見えますが、私たちは実際に見て、すべてのステージのプロファイルをする必要があります。現時点では、おそらく3〜4のスプリントチャンスがあるように思えます。
つまり来年のコースは、スプリントステージが3～4つしかないと。
ツールの出場は
このように、例年以上にスプリンターにとって厳しくまた旨味も少ないコース設定だけど、ユアンは出場するのか？
"We need to see what the Giro course is like as well, but I think even if there aren’t that many chances in the Tour, it’s still the biggest race in the world for us, and I’ll definitely still be going there on my best form,
ジロのコースも同様に確認する必要がありますが、ツールにそれほど多くのチャンスがなくても、私たちにとって世界最大のレースであり、私は間違いなくそこに行きます。
そして、ユアンの最初のチャンスが初日のニース。
この日勝利すると、初となる黄色のジャージ、マイヨ・ジョーヌに袖を通すことができる。
"Yeah, for sure, but even that stage is going to be quite tough as well,"
ええ、確かに、しかしそこでさえかなり厳しいものになるだろう。
"I know some of the climbs we're going to do there. I think it will definitely be a sprint stage; it's just not going to be as straightforward as a normal flat sprint.
私たちがそこで登る山をいくつか知っています。間違いなくスプリントステージになると思いますが、通常のフラットスプリントほど単純ではないでしょう。
ステージ詳細
