23歳のマッズ・ペデルセン(デンマーク)が完走46人の大荒れのレースを制し世界チャンピオンに!

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水たまりスイミングプールやサポートカーの不在問題など、ハプニングに事欠かなかったUCIロード世界選手権。

 

そのフィナーレとして最終日、日曜日に男子エリートのロードレースが開催された。

 

そして例に漏れず問題が発生。

まさに生き残りをかけたサバイバルとなった。

 

情報源:大雨のサバイバルの末、ペデルセンがデンマークに初の虹をかける 新城幸也と中根英登はDNF - ロード世界選手権2019男子エリートロードレース | cyclowired

   :Bahrain-Merida terminate Rohan Dennis' contract with immediate effect | Cyclingnews

 

サバイバルレース

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ここ最近のロンドンの大荒れの天気は、結局最後まで直ることはなかった。

 

大雨によって、カメラを積んだヘリコプター2台がライブ映像を撮影することができず、1台のバイクカメラも機能しなかった。

 

もちろん選手への被害も尋常でなく、水たまりは広範囲に渡って選手を苦しめた。

 

 

落車や機材トラブルが多発した。中にはスポークごと折れたものもあった。

 

どんどんと有力選手がリタイヤしていった。

そのなかには、ジルベール、世界王者のバルベルデ、日本人の新城幸也、中根英登もいた。

 

スタート197名のうち、生き残ったのはわずか46人

まさにサバイバル。タフな戦いだった。

 

新世界チャンピオン

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そして映えある世界王者に輝いたのは、デンマークのマッズ・ペデルセン

 

23歳という異例の若さでチャンピオンになったペデルセンは、波乱のレースの中で6時間半に及んだレースの最後まで先頭に生き残った。

 

最後は、ステファン・キュンク、マッテオ・トレンティンにスプリントで打ち勝ち、見事デンマーク人初の世界王者となった。

 

“I'm finished with playing the underdog.I think that's going to be pretty much impossible from now on.That's a new situation and I have to race in another way from now on.”

負け犬を演じることは終わった。これはこれからほとんど不可能になると思います。これは新しい状況であり、今後は別の方法でレースをしなければなりません。

 

 

ツールといい世界選といい、23歳という若い選手が栄光に輝いている。やはり若さは強みなのか。

 

余談

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レースの途中でバーレーン・メリダのロハン・デニスが、チームと契約を終了して、更新をしないと発表された。

 

デニスとチームの間に確執があったことは、前々から取り沙汰されていたけど、なんだかんだで解決に向かっていたと思っていた。

 

しかし機材への不満は解決されず、世界選のTTでもMERIDAではなくBMCを使っていた

 

デニスは2連覇を成し遂げて、チーム的にも悪くない結果だったけど結局リリース。

 

この結果、現世界チャンピオンが移籍市場に出回った。

まだ穴を埋まられていないチームは千載一遇のチャンス。

 

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