モビスターに所属するナイロ・キンタナは、今シーズンを持って契約を終了し、プロコンチネンタルチームのアルケアサムシックに移籍する。
情報源:Nairo Quintana: I want a team that can support me 100 per cent | Cyclingnews.com
モビスターとキンタナの関係
2012年から始まったプロ生活は、2013年と2015年にツール・ド・フランス総合2位と新人賞、2014年にはジロ・デ・イタリア総合優勝、2016年にはブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝と、輝かしい実績を残してきたキンタナ。
ジロ、ブエルタと制し、残るはコロンビア人初となるツールを制し(今年ベルナルが制覇)、史上8人目のグランツール完全制覇を狙っていた。
しかし2017年のジロ以降、パッタリと本来の実力が鳴りを潜めてしまった。
今年のツールも、序盤こそトリプルエースと銘打たれていたけど、キンタナの遅れによって途中からランダのエース体制に切り替わった。
アルプスでのステージ優勝で遅れは軽減されたけど、それがなければ総合トップ10にも入れなかっただろう。
その不振はキンタナだけの問題ではなく、チームの運営とも関わってくる。
つまりここ数年のキンタナは、チームからエースにはふさわしくないとの見方をされている。
キンタナ単独エース時代が終わり、チームはいろんな選手をエースに当てている。
それによってキンタナとモビスターの間に軋轢が生まれていた。
モビスターについてキンタナは?
モビスターについて、
“It was period that was very good for me.I arrived very young, they took me from a Colombian team and taught me a lot, and supported me.That cycle is now over, by mutual agreement - although we still have the rest of the year to complete – and I will always have total gratitude to the sponsor.”
訳:非常にいい時間だった。若い頃に私をコロンビアのチームから獲得して私に多くを教えて、支えてくれた。双方の合意によって終了するが、全面的に感謝している。
とコメント。
そして、今月下旬に行われるブエルタではキンタナが出場。
同じく出場予定の、バルベルデ、カラパス、ソレルについて、
“We have to wait and see what the orders from the team will be, because we'll be there with Valverde, Carapaz, and Marc Soler, and the team considers us all leaders.
訳:私達は、バルベルデ、カラパス、ソレルと一緒にいるので、チームのオーダーを待つ必要がある。チームはこの4人全員をリーダーとみなしています。
との見方。
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