飯塚氏の池袋での暴走事故の影響からか、交通事故の報道が加熱してきています。
そんな中で、今回の報道はまたも高齢者の暴走です。
福岡交差点暴走
福岡で、小島吉正さん(81)が妻を乗せて運転していたところ、次々と他の車に衝突しながら、猛スピードで交差点に突入しました。
監視カメラの映像によると、最高100km/h以上も出ていたといいます。
小島さん夫妻は死亡、通行人が数人重軽傷を負いました。
警察は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いも視野に入れて捜査しています。
原因
警察の調べによると、小島さんは体調不良で気を失って、アクセルに足が置かれてしまったということです。
奥さんは、必死にそれを外そうとダッシュボードの下に体を寄せていたのが目撃されています。
デマ
飯塚氏の影響からか、今回の事故車がプリウスだというデマが広がっています。
実際には、トヨタのワゴン車であり、情報の訂正はされていません。
ネットでは、ギアの操作性が悪い、運転が荒いなどの理由でプリウスミサイルと揶揄されています。
プリウスと事故がどの程度因果関係があるかわかりませんが、根拠なしにイメージを下げるのは良くないでしょう。
免許返納
小島さんは周囲に対し、「高齢者の事故が多いので運転免許の返納をしなければいけないのだろうか」と伝えていました。
高齢者の免許更新には早めの抜本的な取り組みがなされなければならないでしょう。
私の考え
今回の事故は、本当に痛ましい事故です。
しかし、運転手と奥様が亡くなったのは悲しいことですが、それ以外に死亡確認がされなかったことは不幸中の幸いと言えるでしょう。
池袋の事故からの高齢者免許返納の流れ、高齢者の免許更新について考える世の中の流れがこの事故を機にもっと進むことでしょう。
そして高齢者以外の運転でも気をつけなければいけないことはたくさんあります。
若者は、自損事故の割合が高いという統計があります。
ある一例として、足にブーツを履いたままアクセル操作をしていたことで、アクセルとブレーキのペダルの違いがわからなくなって、事故を起こすといったことがあります。
車の運転は、アクセル操作に支障がない格好でしましょう、というルールがあります。
しかしどんな靴でというのは明言されていないので、裸足でも構いません。(推奨はしていません)
安全のためならそういった自衛手段を取りましょう。
トヨタが後付が可能な踏み間違い防止装置を発売しました。
自分や他人に危険な思いをさせるのと、5~6万円の料金、どちらが高いかは本人次第です。
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