選手を襲うロードレースのバリア(障壁)についてトレンティンが提言。

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サイクルロードレースは、その身軽さ故に身体は傷つきやすい

たった一瞬の油断で、命を落とすこともある。

 

例えば山岳の下りは、100km/hに達することもある危険な区間。

直ぐ側にある崖から落ちたら、ひとたまりもない。

 

土曜日に行われたユーロメトロポール・ツールで、最終コーナーで1人の選手が落車した。

 

これを受けてあるものを禁止すべきという議論が上がっている。

 

情報源:Trentin calls for barrier safety changes after Hodeg crash | Cyclingnews

 

ユーロメトロポール・ツール

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落車した選手は、ドゥクーニンクのアルバロ・ホッジ

 

2日前のこの記事でも、レースの勝者として書いた。

www.settsuxan.com

 

ホッジはレースの最終盤、最終コーナーを抜けたときにバリア(フェンスのようなもの)にぶつかって、バランスを崩し落車した。

 

すぐに病院に運ばれて検査の結果、左腕、右肩、肋骨を2本骨折したと判明した。

 

これだけだといつもどおりの落車。

 

しかしこれを受けて、ミッチェルトン・スコットのマッテオ・トレンティンがTwitterであるコメントをした。

 

一体何なのか?

 

バリア

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それは、フェンスの安全性。

 

トレンティンは、コース端に設定されているバリアについて意見を述べている。

 

ロードレースでは、しばしば上画像や下画像のようなバリアが使われる。これの一番の問題点は、一部分が突出していること

 

脚や中腹の部分が突出していることで、ギリギリの場所で走っている選手の身体を引き裂いたり、落車を招く恐れがある。

 

今年のツールでも、タイムトライアルでヴァン・アールトがコーナーでバリアに身体を引き裂かれた。

こうしたクラッシュがあっても、未だに突き出したバリアは使われている。

 

トレンティンの訴え

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"The problem is not only [at that race],"

問題は(そのレースで)だけではない。

"We go at 60kph or more also in other parts of the race. That kind [of] barriers should be banned everywhere!

私たちはその他のレースでも時速60km以上で走っています。そのようなバリアは禁止されるべきです!

"Just look at how dangerous they were in the Worlds or in the Grand Tour time trials this year. Flat feet barriers are available everywhere in the world."

今年の世界大会やグランツールのタイムトライアルで彼らがどれほど危険であったかに注目してください。今でも世界中どこでも突き出したバリアが利用できます。

 

そして、FDJのヤコポ・グアルニエーリもリプライを飛ばした。

"how can there still be falls like that of Hodeg?"

どうしてホッジのようなことがまだあるのか?

 

さらに、すべてのレースからバリアスタイルを排除する必要があると付け加えました。

 

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