ジョージ・ベネットが肋骨を除去する手術を受ける。スリップリブ症候群とは?

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シーズンを終えた、Jumbo-Vismaのジョージ・ベネットが3週間前に、数年に渡って苦しめられてきた病気を完治させるために手術を受けた。

 

病名は、スリップリブ症候群

 

スリップリブ症候群

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別名すべり症とも言うこの病気は、肋骨を所定の位置に保持している靭帯が動いて、肋骨が滑ることで発症する。

 

その結果、肋骨が神経を刺激し筋肉に負荷をかけることになる。

 

一般的な症状は以下の通り。

  • 背中の痛み
  • 連続的に来る腹痛
  • 呼吸困難
  • 肋骨が動く感覚

 

その他、深呼吸をしたり寝返りを打ったり体を曲げたりするだけで痛みを伴う。

 

通常、女性に起こりやすい病気で、スポーツをしていたり喘息を持っている人にも起こりやすい。

 

手術

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photo:MIWA IIJIMA

ベネットはその猛烈な痛みで、過去に数回の手術を行ってきたがうまくいかなかった。

 

"I've had a couple of operations before, some exploratory work all hoping to fix the stitch but we're optimistic that we've now found the fix.

私は以前にいくつか手術を受けましたが、いずれの手術も修正点が見つかりました。ですが、修正する余地があることに楽観的でした。

 

今回の手術では、肋骨を3つ除去

 

"I had a big operation a couple of weeks ago and I hope that will help.

私は数週間前に大きな手術を受けましたが、それが助けになることを願っています。

"Every time I go hard I get this stabbing pain in my side. The surgery is pretty drastic measures but I've essentially had three ribs removed.

力を入れるたびに、脇腹に刺すような痛みがあります。手術はかなり抜本的な処置ですが、3つの肋骨を除去しました。

 

翌日には退院し、今後数週間のうちにトレーニングを再開するとのこと。

 

2020年は

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今年のベネットは、アシストとして非常に重要な役割を果たした

ツールではクライスヴァイクの3位死守に尽力し、ブエルタではログリッチェの総合優勝に大きく貢献した。

 

しかし自身の勝利は無く、チームのエースとしての地位を固めるにはまだ時間がいる。

チームとしても、優先する選手の中には入っていないよう

 

"The team will prioritize, as they should with Tom, Primož and Steven, and I don't see myself as having those opportunities next year.

チームは、トム、プリモシュ、ステーフェンのように優先順位を付けます。来年は私に選択する権利はないでしょう。

"Maybe Tour Down Under I will, but I have to adapt and if I want a chance on this team now I need to target those races where Steve, Primož and Tom aren't racing.

多分ツアー・ダウンアンダーになりますが、順応する必要があります。このチームチャンスを得る場合は、ステーフェン、プリモシュ、トムが走っていないレースをターゲットにする必要があります。

 

 

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