海外旅行に必要なものと言ったらなんだろうか。
一番最初に思いつくのは、パスポートだと思う。
しかし、これだけでは入国できない国もある。
そんな国には、ビザが要る。
ビザ(査証)とは、その人物のもつパスポートが有効であり、国への入国・出国を許可できるという公印のこと。
Wikipediaより
今回は、そのビザを取得できず、レースに参加できなくなった選手の話。
情報源:Carapaz ruled out of Tour of Britain due to visa issues | Cyclingnews
ビザが取れないまさかの事態
その選手とは、来シーズンからIneosに移籍するリチャール・カラパス。
ブエルタに参戦する予定だったけど、直前に怪我をして欠場。
幸い軽い怪我だったから、すぐに復帰できた。
そしてカラパスは、今週末から行われるツアー・オブ・ブリテンに出場する予定で、同じく移籍するミケル・ランダと共にエースとして走るつもりだった。
それに合わせて、イギリスのビザを取らなければならなかったけど、取れなかった。
なぜ取れなかった?
チームの声明によると、
"Sadly, and despite the Movistar Team following all procedures, Richard Carapaz's visa for the has not been granted in time for him to travel to the Tour of Britain,"
残念ながら、すべての手順に従ったにもかかわらず、リチャール・カラパスのビザは、ツアー・オブ・ブリテンに出走するのに間に合わなかった。
とのこと。
ビザは就労ビザだと思うけど、今回の責任はカラパスではなくモビスターにある。
こういったビザやパスポートは、たった1つ書類の不備があっただけで取れないことはよくあること。
もっと早めに取らなかったチームのミス。
チームの言い訳としては、本当だったらカラパスは今頃ブエルタに出ているはずだから、この時期にイギリスに入国することはなかった。
予定になかったから、ギリギリまで放置してしまったと言うことだと思う。
カラパスのこの後
チームは、カラパスのビザを取り逃してしまったけどまたすぐ申請をすることになる。
なぜなら、カラパスは今月後半から、ヨークシャーで行われる世界選手権に出場するためにイギリスに入国することになるから。
ブエルタを逃した今、カラパスがモビスターでできる最後の大仕事。
これでまた取れなかったら面白いけどね。
ちなみに、日本人はイギリスにはビザいらないらしい。安心だね。
6ヵ月未満の観光、業務、短期留学目的の滞在はビザ不要。
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