ツールでは、エガン・ベルナルがコロンビア人として初の総合優勝を成し遂げた。
そしてブエルタでも、キンタナ、ロペスなどのコロンビア人が第1週から躍動している。
コロンビア応援団の熱気も高まる中、1人のコロンビア人が第9ステージで窮地に立たされた。
情報源:Forced bike changes jeopardise Chaves' GC chances at Vuelta a Espana | Cyclingnews
エステバン・チャベス
そのコロンビア人は、ミッチェルトンスコットのエステバン・チャベス。
今回のブエルタの総合エース。
身長165cmという小柄な選手で、山岳に強い選手。
2016年のジロでは総合2位、ブエルタでは総合3位と、近年活躍するコロンビア勢の1人。
しかし、2017年のツールでは、病み上がりのためエースをサイモン・イェーツに明け渡し、総合62位。
2018年には、伝染性単核球症(カヴェンディッシュと同じ病気)と診断され、長期間の休養を余儀なくされた。
今年の2月にレースに復帰して、今回のブエルタは久しぶりの総合エース。
初の総合優勝を目指して、大会に臨んだ。
メカニックトラブル発生
問題が起こったのは、日曜日の第9ステージ。
チャベスは、Coll de la Gallinaの上りの途中で、メカニックトラブルが発生。
バイクを交換しなければならなくなった。
📽️ ¡Una bici más pequeña para Chavito! / @estecharu needs another bike! 🙂 #LaVuelta19 pic.twitter.com/Bla4jQ26Iq
— La Vuelta (@lavuelta) September 1, 2019
でも、チームカーが前に居なかったから、チームメイトのダミアン・ホーゾンのバイクを借りることになった。
ホーゾンの身長は188cmで、チャベスは165cm。
全くサイズが合わず、その後、今度はツガブ・グルメイとも自転車を交換することになった。
この2回のバイク交換でのロスは、94.4kmの短距離ステージでは大きく、ロペス、キンタナ、ログリッチェなどに4分の差をつけられた。
チャベスのコメント
"We went really, really fast, and for me it was a really hard day. I needed to change the bike twice on the Gallina climb, which was brutal,"
私たちは本当に、とても速く走りました。私にとってはとてもつらい日でした。ガリーナの登山でバイクを2回交換する必要がありましたが、それは非情でした。
"After that, I just tried to do my own pace until the line. They started to attack on the Comella and I couldn't follow. I'dspent so much energy before, so I tried to do the smartest thing I could,and hopefully I'm still in the top-10,"
その後、フィニッシュまで自分のペースでやってみました。彼らはコメーリャ峠をアタックし始めたので、追うことができませんでした。以前はエネルギーを使いすぎていたので、できる限り賢いことをしようとしました。うまくいっていれば、私はまだトップ10にいた。
"It is what it is – it's alive,""We need to keep trying, keep going like always, and try to enjoy this."
仕方ない、それでも生きている。私たちは挑戦し続け、いつものように進み続け、これを楽しんでみなければなりません。
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