全グランツール制覇者であり、ツール・ド・フランスを4度制しているクリス・フルーム。
186cmの長身から繰り出される高速ペダリングは、ライバルを山で引き離す。
今回は、そんなフルームの怪我の続報。
ちょっと悪いニュース。
情報源:Chris Froome’s recovery not restricted by latest surgery | Cyclingnews
フルームの怪我
フルームは、何度か記事で書いたように、ツールに向けた前哨戦として走っていたドーフィネの試走で、下りの途中で落車して大怪我を負った。
股関節、肘、胸骨、脊椎骨、大腿骨、その他いくつかの骨が骨折するという選手生命も危ぶまれる事故。
当然、ツールには出られず、当面の目標は来年のツールを勝ち取ることとなった。
術後の経過は良好で、予測よりも早く回復が進んでいると答えた。
最近、2ヶ月ぶりに屋外でライドをしたという。
笑える?失敗
そんなフルームは、この週末でまた手術をした。
手の腱を損傷して、それを修復する手術をしたらしい。
また落車したのか?と思う人もいるだろう。
原因は、ナイフで親指を切ったから。
なんとも間抜けなチャンピオン。
バイクの扱いは上手でも、包丁の扱いは下手だった。
“Stupidly cut my thumb with a kitchen knife and had to have surgery to put the tendon back together last night.Stuck giving a thumbs up for a couple of weeks,"
愚かにも親指を包丁で切って、昨晩腱を元に戻す手術が必要でした。数週間親指を使えずにに立ち止まる事になった。
今後のフルーム
Ineosのスポークスマンによると、このナイフ騒動はリハビリ計画を変更させることはない模様。
思わぬ休暇が与えられたけど、フルーム本人としてはやっちまったな感が巨大だと思う。
本人のツイッターの文章も、やっちまったな感が見え隠れする感じで、笑いに昇華できてるのかな?
Stupidly cut my thumb with a kitchen knife and had to have surgery to put the tendon back together last night. Stuck giving a thumbs up for a couple of weeks 👍😂
— Chris Froome (@chrisfroome) September 7, 2019
This is not my year 🙈 Can’t wait for 2020🤞 pic.twitter.com/BKzLgho82R
ツールまでは10ヶ月もあるしまだまだ大丈夫。
問題は、トーマス、ベルナル、カラパスのいる来年のチームでエースになれるかどうか…。
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