自転車の国といえば、ツール・ド・フランスがあるフランス、または世界一の自転車大国ベルギーなどを思い浮かべる。
しかし、この国も忘れてはいけない。
情熱の国、スペイン。
スペインの自転車選手として一番名が知られているのは、アルベルト・コンタドール。
そのコンタドールが、スペインのプロサイクリングについて意見を述べた。
情報源：Contador: It will be tough for Spanish cycling to repeat this decade's achievements | Cyclingnews
スペインサイクリングについて
コンタドールは、スペインのプロサイクリングについてインタビューを受けた。
それによると、今のスペインは力を失っているという。
"Cycling in Spain was one of the dominating forces at world level and now it's lost power, everybody can see that,"
スペインでのサイクリングは世界レベルで支配的な力の1つでしたが、今では力を失っていると誰もが見ることができます。
しかし、それは一時的なもので、そうした周期に入っているという。
"But that kind of cycle happens in all countries: some years are good, others less so and Spain has some young or youngish riders with great potential like Enric Mas, Marc Soler or Ivan García Cortina. Let's see what they can do, but to repeat what was achieved in the last decade by Spain is going to be complicated."
しかし、この種のサイクルはすべての国で起こります。年によっては良いものもあれば、そうでないものもあります。スペインには、エンリク・マス、マーク・ソレル、イヴァン・ガルシアのような大きな可能性を秘めた、若手または若手ライダーがいます。過去10年間にスペインが達成したことをまたできるでしょうが、それは難しいことです。
モビスターについて
スペイン国籍のチーム、モビスターは今年で40周年を迎えた。
これは、経済的に不安定なプロサイクリング業界では評価に値するもの。
モビスターは今年、エクアドル人のリチャール・カラパスがジロ・デ・イタリアで総合優勝を果たした。
しかし、同チームスペイン人のミケル・ランダは、この新人に圧倒されてエースから転落。
ツール・ド・フランスでは、コロンビア人のキンタナとスペイン人のバルベルデとランダがエースを争い、最終的にはランダが最高位となった。
コンタドールはこのランダについて、
"Landa is a rider who has enormous qualities when he's going well, and in Grand Tours he's able to do amazing rides, but it takes a lot for him to actually turn that into a victory,"
ランダは、調子が良いときは非常に優れた資質を備えたライダーであり、グランツールでは驚くほどのライドを行うことができますが、実際にそれを勝利に変えるには多くの時間がかかります。
と、辛口とは行かないまでも、少し厳しい見方をしている。
エンリク・マスについて
コンタドールは、来シーズンからモビスターに移籍する、エンリク・マスについても述べている。
マスは、昨年はブエルタ総合2位と新人賞を獲得し、今年はツアー・オブ・広西で総合優勝を果たしている。
コンタドールはマスを、
"I think Enric has to be aiming for big targets next year. He was second in the Vuelta a España two years ago and he's a rider who's very ambitious.
来年、エンリクは大きな目標を目指すべきだと思う。彼は2年前にスペインのブエルタで2位だった。彼は非常に野心的なライダーだ。
と、高く評価している。
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