私がロードレースを見始めたのは2年前の7月。2017年のツール・ド・フランスから。
その年で勝ったフルームのファンとなったわけだけど、フルーム以外で一番印象に残っている選手はファビオ・アル。
第5ステージの終盤でアタックして、激坂を逃げ切ってフィニッシュ。痺れたなあ。
今回はそんなアルが、次はブエルタを目指しているという話。
情報源:Aru takes heart from comeback and aims high at Vuelta a Espana | Cyclingnews.com
ファビオ・アルが患ったもの
アルは、今シーズン初めに左足にある病気を患った。
それは腸骨動脈閉塞。
血行障害のようなもので、動脈にコブができて血流が阻害される。
その結果心臓やその他諸々に悪い影響がある病気。
それの手術によってシーズン序盤を棒に振ることになって、ジロ・デ・イタリア出場をやめることとなった。
しかし予想より早く復帰して、なんとかツール・ド・フランスには間に合った。
今年のツール・ド・フランスでは?
予定を前倒しして、復帰したアルの結果は総合14位。
復帰明けと考えるとまずまずの結果。
アルの話によると、予想より良かったとのこと。
"It was a good Tour against great rivals, which was unthinkable up to just a few weeks beforehand,"
偉大なライバルたちに立ち向かう、良いツアーでしたが、それはほんの数週間前までは考えられませんでした。
"Obviously, I'm not yet at 'my' level, but the responses – from the sensations and the numbers – were good.
明らかに、私はまだ「自分」のレベルには達していませんが、感覚と数字は良かったです。
次の狙いは?
アルは、ツール最終ステージのパリに着いてからレースをしていない。
アルが次に出るレースは、ブエルタ・ア・エスパーニャ。
今はアルとしては馴染み深いセストリエーレで、ブエルタに向けてトレーニングをしているそう。
"I've been on Sestriere since a few days ago. Here, I'm preparing the Vuelta in the best way, like I'm used to doing,"
私は数日前からセストリエーレにいます。ここでは今まで私がやっていたのと同じように、ベストな方法でブエルタの準備をしています。
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