2020年のJumbo-Vismaはツール・ド・フランス一点賭け!トリプルエースで挑む!

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来シーズンは一部チームの形が変わるが、現在の18チームにコフィディスを加えた計19チームが、ワールドツアーチームとして戦うことになる。

 

その中で、イネオスユンボヴィスマバーレーン・マクラーレン三つ巴となると目されている。

 

今回は、ユンボヴィスマの来シーズンの方向性について。

 

情報源:Jumbo-Visma target 2020 Tour de France with three leaders in Dumoulin, Roglič and Kruijswijk - Cycling Weekly

 

総合エース陣

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ユンボヴィスマの、来シーズンの総合エースは以下の3人。

 

  • トム・デュムラン
  • プリモシュ・ログリッチェ
  • ステーフェン・クライスヴァイク

 

トム・デュムランは、2021年までの契約をSunwebと締結していたが、チームへの不信が原因で契約を破棄。

その裏でユンボヴィスマとの契約の話が進み、8月に電撃移籍を発表した。

 

プリモシュ・ログリッチェは、元スキージャンパーのオールラウンダー。

2016年にワールドツアーデビューをしてから、目覚ましい成長で今年ついにブエルタで総合優勝。圧倒的な勝利で、来年からますます期待がかかる。

 

ステーフェン・クライスヴァイクは、毎年安定感のある走りで、今年はついにツール・ド・フランスの表彰台に立った。来年はもっと上の段を狙う。

 

チームの狙い

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チームは上記3人で、ツール・ド・フランスを全力で取りに行くという。つまりはトリプルエース体制

 

スポーツディレクターのMerijn Zeemanは、こんなコメントをしている。

 

“We have to go to the Tour with the strongest possible team, then we’ll have a chance to win.

我々は可能な限り最強のチームでツールに臨まなければなりません。そうすれば勝つチャンスがあります。 

“We're going to do everything we can to conquer the yellow.We are very happy, proud and motivated to do so.”

黄色のジャージを取るためにできる限りのことをするつもりです。私たちはとても喜んで、誇りに思っており、それをする意欲を持っています。

 

トリプルエース体制というと、どうしても思い浮かんでくるのがモビスター

 

バルベルデ、キンタナ、ランダとトリプルエース体制を取った今年のモビスターは、まさに二兎追う者は一兎も得ずといった感じで惨敗。

1人も表彰台に登れなかった。

 

ユンボは完全にトリプルエースとするのか、それとも内々で

序列が決まっているのか。

 

フルーネウェーヘン

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そんなトリプルエース体制は、とある弊害が生じる。

 

それは、アシストの選手を減らさなければならないということ。

来ツールでは、今年ステージ優勝を飾ったスプリンター、ディラン・フルーネウェーヘンが大会をスキップすることになった。

 

Zeemanは、フルーネウェーヘンがツールの代わりとして、ジロとブエルタに出場するとコメントした。

 

“There are a lot of chances in the opening stages of the Giro.We pretty quickly realised that I should ride the Giro.And the Vuelta, starting in the Netherlands.

来年のジロのオープニングステージには、フルーネウェーヘンにとって多くのチャンスがあります。ジロに乗るべきだということにすぐに気付きました。そして、オランダで始まるブエルタでもそう。

 

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