ツールに引き続き、強力な布陣でブエルタに挑んだJumbo-Visma。
初日のチームタイムトライアルでは、優勝候補筆頭だった。
けど現実は厳しい。
ログリッチェが濡れた路面で転倒、そのまま集団落車に陥った。
情報源:Jumbo-Visma's hopes dashed by crash in Vuelta a Espana team time trial | Cyclingnews.com
色んな意味で痛い集団落車
まずはこれを見てほしい。
Jumbo-Visma suffer 'disastrous' team crash during time trial.#LaVuelta19 ©️Eurosport pic.twitter.com/Kwc2VuM7up
— Cycling_360 (@cycling_360) August 24, 2019
派手に転んでるのがわかる。
この落車によってユンボは40秒のロスを負い、チーム18位に。
初日から、重いハンデを背負っての大会となった。
ユンボは今回、ログリッチェとクライスヴァイクの総合順位が主な狙いだったから、色んな意味で痛い落車となった。
なぜ転倒したか?
原因は、道路に水が撒かれていたことだという。
坂の上にある家で、子供がビニールプールで遊んでいて、その水が漏れて下まで流れてきていたという。
TTバイクというのは、空気抵抗を極限まで減らすために、姿勢はかなり前傾で、タイヤもディスクホイールのため制御がしづらい。
しかも、今回はコーナーで濡れた白線を踏んでしまったために、摩擦が0になって落車が起こった。
怪我人は?
幸い怪我人は居ない模様。
でも、こういったステージレースは体力をいかに回復できるかが勝負の分かれ目となる。
軽い打撲でも、体はそれを治すために力を使ってしまうから、体力の回復まで行き届かない。
この落車は、後々響いてくるかも。
TT元世界チャンピオンのトニー・マルティンは、
"There was a wet part before a roundabout, half-way round, it was absolutely unexpected,"
「ラウンドアバウトの中間地点であるラウンドの前に濡れた部分があったが、それは全く予想外だった」
"I don't know if somebody put some water there,
「誰かがそこを濡らしたかどうかはわかりませんが、試走ではそんなものは無かった」
"luckily Primoz could continue and he could push good, so that's a good sign. But now we have to wait for the doctor's evaluation.
「幸運なことにプリモシュは続行でき、彼はプッシュをすることができたので、それは良い兆候だ。しかし今、我々は医師の評価を待たなければいけない。
"For sure it's not good for the morale, but we'll do our best to have a positive attitude to Madrid."
「確かに士気は良くないが、マドリッドに前向きな姿勢を示すために最善を尽くす」
とコメント。
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