ツール・ド・フランスは、23日間21ステージを走り抜ける、世界でもトップクラスに過酷な大会。
平均時速40~60km/hで走り、標高2000m以上の山を登る。
選手の疲労は並大抵ではないわけ。
そんなツールの気になるものは、賞金。
個人総合優勝者の賞金は?
ツール・ド・フランスは、数多のロードレースの中でも一番規模が大きい大会。
だから賞金も多いだろと思うでしょ?
はい、発表します!
今年のチャンピオン、エガン・ベルナルが獲得した賞金は…
500,000ユーロ(約6050万円)!!
ショボい!!!!!!!!
歴史のある大会でこれは、少ないと言わざるを得ない。
しかもこの6000万は、ベルナルがすべて獲得できるわけではなくて、チームに渡って分配される。
まあイネオスの場合は2位にGもいるから、もうちょっともらえるけど、総合でもステージでも勝利できなかったチームは、賞金1000万にも届いていないかも。
ステージ優勝とかの賞金
他にも、ステージ優勝だとかそれぞれのジャージの着用で賞金がもらえる。
https://www.cyclowired.jp/news/node/203459
より抜粋。日本円は、2016年当時のレート。
ステージ1位:11,000ユーロ(約126万円)
ステージ2位:5,500ユーロ
ステージ3位:2,800ユーロ
中間スプリント1位:1,500ユーロ(約17万円)
中間スプリント2位:1,000ユーロ
中間スプリント3位:500ユーロ
総合1位:500,000ユーロ(約5,700万円)
総合2位:200,000ユーロ
総合3位:100,000ユーロ
マイヨジョーヌ着用:500ユーロ(約57,000円)
ポイント賞1位:25,000ユーロ(約285万円)
ポイント賞2位:15,000ユーロ
ポイント賞3位:10,000ユーロ
マイヨヴェール着用:300ユーロ(約34,000円)
山岳賞1位:25,000ユーロ(約285万円)
山岳賞2位:15,000ユーロ
山岳賞3位:10,000ユーロ
超級山岳1位:800ユーロ(約91,000円)
1級山岳1位:650ユーロ
2級山岳1位:500ユーロ
3級山岳1位:300ユーロ
4級山岳1位:200ユーロ
マイヨアポワ着用:300ユーロ(約34,000円)
ヤングライダー賞1位:20,000ユーロ(約228万円)
ヤングライダー賞2位:15,000ユーロ
ヤングライダー賞3位:10,000ユーロ
マイヨブラン着用:300ユーロ(約34,000円)
チームステージ成績:2,800ユーロ(約32万円)
チーム総合成績1位:50,000ユーロ(約570万円)
チーム総合成績2位:30,000ユーロ
チーム総合成績3位:20,000ユーロ
ステージ敢闘賞:2,000ユーロ(約23万円)
総合敢闘賞:20,000ユーロ(約228万円)
今後のロードレース
ロードレースの特徴として観戦が無料だから、収益はスポンサー収入か、グッズの売上くらいしかない。
この伝統は変えられないだろうから、これ以上の規模は見込めないのかなと思う。
しかもロードレースは、始めるのにお金がかかるのが難点。
トッププロのバイクは、当たり前のように100万円を超えてくる。
これのせいで、身体能力が高いけど貧困な南米やアフリカ系の選手がでてこれない。
やっぱり何事も金だな…。
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