15日に、2020年のツール・ド・フランスのコースが発表された。
この発表には、今年の優勝者のベルナル、4度の優勝経験をもつフルーム、そしてフランスの有力選手のアラフィリップ、バルデ、ピノが出席した。
この発表を受けて各チームの首脳陣は今から、誰がこのコースに合っているのか?誰に合っていないのか?を考えて、メンバーを検討することになる。
では、チームイネオスはどうだろうか。
情報源:Tour de France 2020 will be no more difficult to control, says Brailsford | Cyclingnews
2020年のコース
ニースから始まる2020年ツールは、年々ハードになっていくツールの割には、優しめ(フルームによると近年で一番厳しいコースらしい)という印象。
もちろん、6つの山岳フィニッシュや早期の山岳進入、砂利道にも入ったりと厳しい戦いになるのは間違いない。
2日目から山岳ステージに入るという、今年のブエルタのような序盤から総合の争いが起こる可能性が高い。
チームタイムトライアルが無くなって、タイムトライアルも第19ステージの36kmのみ。上りもあるからクライマーの選手が有利とも言える。
全体的に、山岳はジロのように厳しすぎるものではなく、バランスは取れていると思う。
チームイネオスは
イネオスは、今の所エース候補が4人いる。
ベルナル、フルーム、トーマス、カラパス。
この内、トーマスは山岳の厳しいジロに出場する見込みが高いとされている。
さらに、昨日記事でも書いたように、ベルナルはフルームの5勝クラブ入りのサポートをするつもりだと話していたらしい。
だから、今の所の暫定エースはフルームで、ベルナルはアシスト+ダブルエース体制となると思う。
カラパスとトーマスは、ブエルタのコースが発表されてからそれぞれ振り分けられると思う。
イネオスの代表、ブレイルスフォード氏は
"It’s now a question of sitting down, looking at the Giro, this, then looking at the Vuelta and then deciding who we’re going to tackle the season,"
今は座って、ジロを見て、それからブエルタを見て、そして誰がシーズンに取り組むかを決める問題だ。
動画
ステージ詳細はここから。