ツール・ド・フランスがついにフィナーレ!ツール・ド・フランス第21ステージ振り返り&総合表彰台

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長く、暑い夏が終わりを迎えようとしています。

 

総合成績も確定し、戦いを終わりました。

 

選手たちは、パリシャンゼリゼへ向かい、ツール・ド・フランスはフィナーレを迎えます。

 

 

ツール・ド・フランス最終ステージ恒例の…

パレードランが始まると、集団はゆっくりとツールを噛み締めながら走っていきます。

 

個人総合優勝のベルナルは、今大会を一番盛り上げたアラフィリップと談笑しながら走ります。

 

 

先輩から後輩へ、美しい光景です。 

 

アクチュアルスタートすると、アラフィリップがアタック!?

 

 

ベルナルは、一旦後ろに下がります。

チームカーとシャンパンの乾杯。

 

 

そして、チームメイトとも。

彼らの力がなくては、決して勝つことはできなかったでしょう。

 

特にトーマスはエースであり、連覇を狙っていたにもかかわらず、昨年のフルームと同じような大人の対応をして、ベルナルをサポートしました。

 

乾杯と思いきや、サガンのお茶目が。 

 

 

仲良しな選手たち 

 

ベルナルとアラフィリップ 

 

ウェレンスとデヘント 

 

サガンとベルナル 

 

サガンとクリストフ 

 

コロンビア軍団 

 

コミッセールとベルナル 

 

ルーブル美術館からシャンゼリゼへ

パリに入り、通常自転車では入れない、ルーブル美術館内部を通ります。

 

 

美しい建造物を横目に、いよいよ集団は、シャンゼリゼへ突入します。

 

 

ここから実質的に、レースがスタートします。 

 

 4人の逃げが出て、集団のスピードが一気に上がります。

 

 

フィニッシュ 

2勝分にも3勝分にもなると言われている、シャンゼリゼの勝利を勝ち取ったのは…。

 

 

カレブ・ユアン!

 

 

先にスプリントしている選手とは明らかにスピードが違いました。

 

インタビューでは、右側はバンピーだから行くなと言われていたらしいですが、「ここは行くしか無い!」 と思いスプリント。

 

見事栄光あるシャンゼリゼの勝利を勝ち取りました。 

 

そして、ベルナルの個人総合優勝が確定

コロンビア人初のチャンピオンが誕生しました。 

 

 

表彰台 

ステージ優勝

カレブ・ユアン

初出場、初完走で、ステージ3勝という輝かしい活躍をしました。

若きスターの来年も期待しましょう。

 

個人総合

 

エガン・ベルナル【マイヨ・ジョーヌ】

 

全選手中、総合タイムが一番短かった選手に与えられるマイヨ・ジョーヌです。

 

ベルナルは、総合優勝者の中で3番目に若い選手であり、マイヨ・ジョーヌ獲得者の中では、最年少の選手です。

 

そしてコロンビア人では初のチャンピオンです。

 

今大会で、一番力を見せた選手でした。

 

タイムトライアルでタイムを失いつつも、山岳では誰も寄せ付けず、全選手の中で一番強い男となりました。

 

ゲラント・トーマス 個人総合2位

昨年の個人総合優勝者でしたが、今年は2位。

 

悔しい気持ちもあったでしょうが、大人の振る舞いで、ベルナルをサポートし、見事ワンツーフィニッシュを飾りました。

 

来年は、フルーム、ベルナルとともに、最強のチームを作って欲しいと思います。 

 

ステーフェン・クライスヴァイク 個人総合3位

終始安定した走りで、初の総合表彰台に登りました。

 

終盤は、キレの良いアタックで、ベルナルやアラフィリップを脅かす走りを見せました

 

来年は、総合優勝本命です。

 

マイヨ・ヴェール

ペーター・サガン

 

ステージ勝利も1回、そして勝てなくても上位に滑り込むインテリな走りを見せ、見事7度目のポイント賞を獲得しました。

 

今大会は、アラフィリップがスターでしたが、ロードレース界全体では、間違いなくサガンがスターです。

 

連覇を期待します。

 

マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ

ロマン・バルデ

 

山岳ポイントを一番獲得した選手に与えられる、マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュです。

 

バルデは、フランス人として唯一表彰台に登りました。

大会後半の活躍は、眼を見張るものがありました。

 

来年は、総合優勝を期待します。

 

マイヨ・ブラン

エガン・ベルナル

 

25歳以下の選手で、総合タイムが一番短かった選手に与えられるマイヨ・ブランです。

 

まだ22歳というのが末恐ろしいものです。

コロンビア人としては、キンタナ以来の着用です。

 

若さあふれる力で、来年もゲットです。

 

総合敢闘賞

ジュリアン・アラフィリップ

 

間違いなく、今大会一番力強い走りを見せ、フランス中のファンを楽しませました。

 

彼の気持ちをみんなが理解して、悔しがり、そして魅了しました。

 

彼こそが、総合敢闘賞にふさわしい選手です。 

 

チーム総合時間賞 

 

各ステージのチームの先頭3人のタイムを合計して、一番短かったチームに与えられる、ドサール・ジョーヌです 

 

全ステージ通して、ランダがエースでしたが、キンタナも、バルベルデも良いところを見せました。

 

やはりモビスターは、特別でした。 

 

 

 

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