第106回ツール・ド・フランスが終わってもう一週間が立つ。
今回はスプリンターの活躍から、今後のマイヨヴェールの予想をしていきたい。
今ツールのスプリンター総括
今回のスプリントステージで、勝った選手はこんな感じ。
- テウニッセン:1勝
- ヴィヴィアーニ:1勝
- サガン:1勝
- フルーネウェーヘン:1勝
- ヴァンアールト:1勝
- ユアン3勝
見ての通り、ユアンが突出して勝ってる。
序盤では、あまりいいところが見せられなかったポケットロケットユアンが、後半から巻き返して見事ハットトリック。
顔を見て分かる人も多いだろうけど、ユアンは韓国系オーストラリア人。
アジア系の選手がグランツール全てで勝利を上げたのは、最近では居ないんじゃないか?
ユアンのかわいいところは、165cmというスポーツ選手としては低身長なのを、気にしている節があるところ。
右端ユアンの足元をご覧ください。伸びてるねえ。
逆にこの中で、あまり活躍できなかったのは、ヴィヴィアーニとサガン。
ヴィヴィアーニは、ほとんどのスプリントでいい位置につけているけど、最後の伸びが足りなくて勝てない。
正直ヴィヴィアーニらしいといえばらしい気もする。
ポイント賞をサガンと争えるのは、ヴィヴィアーニかマシューズしか居ないと思ってる。
サガンは、安定感は抜群。
そのレースでも5位以内には入ってくるし、山でも2級までだったら着いてこれる。
でも今回は、勝ちきれてない。
怪我しないように抑えて走ってるのかもしれんけど、5年くらい前に比べたらだいぶスプリント力も付いているから、もっと勝てそうなもん。
来年のツールは?
ポイント賞は、サガンの8度目の獲得が濃厚。
正直これを脅かす選手は今年は出なかったね。
今回は第3ステージ以降は、マイヨ・ヴェールはサガンがずっと独占という結果。
ただサガンは、BORAとの契約が切れる2022年には、MTBに戻る可能性があるとインタビューで答えている。
もちろん予定は未定やけど、その時ヴィヴィアーニは33歳。
十分狙えるんじゃないか?
そして気になるのが、カヴェンディッシュとキッテルの様子。
カヴェンディッシュは、病気の影響で調整不足。
その結果今年のツールには出られなかった。
ただ、病気自体は完治して、調子も戻ってきた。
現在34歳で、もうチャンスは少ない。
キッテルは心の問題で、今はロードレースから離れてる。
2年前までは、サガンを打ち負かすのはキッテルだけだと思ってた。
でも、今のキッテルはレースのモチベーションを失っているみたい。
ファン目線としては、レースに出て活躍している姿が見たいけど、本人のモチベーションがなきゃ仕方ない。
Quand @marcelkittel signe le #MaillotJauneLCL géant sur @LeTour 👌🏼🦁😃 #100ansMaillotJaune pic.twitter.com/10ANrc2a8R
— Maillot jaune LCL (@MaillotjauneLCL) July 14, 2019
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