火曜日の休養日をはさみ、スプリントステージを終えました。
折返しのこのステージから、いよいよ総合エースの争いが激しくなっていきます。
ピレネー山脈へ突入です。
中盤の勝負どころ
第11ステージのスプリントステージを終えて、スプリンターは、しばらくお休み。
後半から、厳しい山岳が待ち受けます。
第12ステージコース概要
第12ステージは、トゥールーズ~バニェール・ド・ビゴールまでの209.5km。
途中までは、よくある小さな起伏の平坦ステージですが、130.5kmにある中間スプリントから、雰囲気はガラリと変わります。
平均勾配7%、距離13.2kmの1級山岳と、平均勾配7.5%、距離9.9kmの1級山岳が待ち受けています。
2個目の1級山岳は、今大会から導入されている、ボーナスポイントが設定されています。
トップで通過した選手には、8秒。
その後5秒、3秒と個人総合タイムから差し引かれます。
翌日が、個人タイムトライアルなだけに、ボーナスポイントを総合勢が狙ってくる可能性が高いです。
そして下りフィニッシュですが、ボーナスポイントを取った後、総合勢は、飛び出さずに集団で走行するでしょう。
アタックを仕掛ける選手も見られるかも。
ポイントライン
62.5km地点 4級山岳
130.5km地点 中間スプリント
146km地点 1級山岳
179km地点 1級山岳
209.5km地点 ゴール地点
注目選手
ペーター・サガン
かなり可能性は低いですけど、山岳を遅れなければ、下りの得意なサガンにも勝ち目はあります。
ヴィンチェンツォ・ニバリ
総合勢から脱落してしまったニバリは、おそらくステージ優勝へシフトしてくるでしょう。
どんなステージでも狙ってくるかもしれません。
マーク・ソレル
25歳の若き逸材。
将来のエース候補で、2018年のパリ~ニースでは、総合優勝している実力者。
まとめ
いよいよツール・ド・フランスも中盤にはいってきました。
前半特有のスプリンターの戦いも好きですが、やっぱり総合エースが戦ってこそのツール・ド・フランスですよね。
今後も目が離せません。
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