23日間に渡る、栄光のツール・ド・フランスもいよいよフィナーレを迎えます。
最終ステージを無事に走りきり、黄色のジャージを勝ち取るのは誰になるのでしょうか。
今までのステージ
思えば、序盤からたくさんのドラマが有りました。
第1ステージでは、スプリントエースが落車しながらも、ステージ優勝を勝ち取ったテウニッセン。
長い逃げ切り勝利を果たしたデヘント。
そして今大会一番、実力を見せたのはアラフィリップ。
逃げ切り勝利を果たした後は、タイムトライアルでも山岳でも、今まで以上の力を見せ、マイヨ・ジョーヌを守ってきました。
そんなアラフィリップも総合優勝の壁は、高く険しいものでした。
最後のアルプス決戦では、コロンビアの新星、ベルナルがチャンスを掴みました。
この23日間で一番強かったのは、間違いなくベルナルなのです。
第21ステージコース概要
最終ステージは、ランブイエ~パリ・シャン=ゼリゼまでの128km。
よくある平坦コースですが、スプリンターにとっては21ステージで一番特別なコースなのです。
このステージでは、スタートからゴールスプリントの直前までパレードランが続きます。
総合優勝者が、23日間の辛く厳しい戦いを乗り越え、ここまで支えてくれたチームメイトと一緒にツール・ド・フランスの最後を楽しみます。
ライバルたちとの健闘を称え合いながら、パリへと入ります。
ルーブル美術館や、火災で深刻な被害にあったノートルダム大聖堂を一望しつつ、シャンゼリゼの特設サーキットを周回します。
凱旋門を通る周回を8回したら、いよいよツール・ド・フランス最後のスプリントです。
スプリンターにとって、このスプリントは特別なもの。
パリで勝者になることを目指し、いままで努力してきたのです。
それが終わると、後方でゆっくりと総合優勝者がチーム全員でフィニッシュ。
個人総合成績が確定し、長い戦いが終りを迎えるのです。
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