第3ステージは、アラフィリップのキレキレアタックで見事優勝し、待望のマイヨ・ジョーヌと山岳賞を獲得しました。
今回紹介する第5ステージから、いよいよ山岳ステージです!
ヴォージュ山塊へ突入
山頂フィニッシュを翌日に控えた、第5ステージは、いわば足慣らしと言ったところ。
とはいえ、スプリンターはことごとく集団からちぎれるであろうステージです。
第5ステージのコース概要
第5ステージは、サン・ディエ・デ・ヴォージュ~コルマールまでの175.5km。
比較的緩やかな山岳ステージ。
翌日の1級山岳頂上フィニッシュに比べると、だいぶ難易度の低いコースではありますが、後半の山岳の連続で、スプリンターはついていけないでしょう。
3級山岳が2つ、2級山岳が2つです。
平均勾配は、4.9%~6.7%。
スプリンターの仕事は、71km地点の中間スプリントラインまで。
あとは、クライマーやオールラウンダーのお仕事。
コルマールフィニッシュは、過去7回ありましたが、そのうち直近の3回は逃げ切り勝利。
コース後半の起伏が逃げに向いているとのこと。
逃げが多いプロコンチームが有利かもしれません。
総合勢は、まだ動かないと予想されます。
ポイントライン
44km地点 3級山岳
71km地点 中間スプリント
109.5km地点 2級山岳
140.5km地点 2級山岳
156km地点 3級山岳
175.5km地点 ゴール地点
注目選手
ペーター・サガン
いつでも優勝候補のサガンです。
流石に山がきついかもしれませんが、下りフィニッシュなので可能性はあり。
ジュリアン・アラフィリップ
調子は絶好調、終盤で第3ステージのような逃げができれば、勝機はあります。
サイモン・イェーツ
大穴、サイモン・イェーツ。
中盤で飛び出しても、マークはされないと思います。
なぜなら、彼は総合争いから抜けたから。
総合はアダム・イェーツに託して、ステージを狙いに行くかもしれません。
まとめ
いよいよ山岳ステージです。
山岳は、スプリンターのような激しい闘いは見られませんが、それよりも山岳途中の駆け引きが面白いんです。
調子が悪い選手、いい選手。
いつアタックするか。それを容認するのか、潰すのか。
どれもが面白いです。
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