第6ステージは、最大斜度26%の山岳に打ち勝ったトゥーンスが勝利。
スプリントステージを挟んで、本格的な山岳に入ります。
今回は、第8ステージを紹介していきます。
いよいよここから中央山塊
一般人では1ステージも走破できないであろう、難関山岳ステージです。
総合勢たちは、ここから一切気を抜けないステージが続きます。
一瞬の隙に、ライバルたちのアタックを許せば、大幅にタイムを失ってしまうでしょう。
第8ステージコース概要
第8ステージは、マコン~サン・テティエンヌまでの200km。
山岳が止まらない、登りに強いパンチャー、クライマー向けのステージです。
3級山岳が2つ、2級山岳が4つあります。
平均勾配は最高で9.7%と手強いが、山岳の距離は短い。
問題はそこではなく、幾度となく来る山岳。
休む暇はありません。
下りで休めるとお思いでしょうが、山岳の下りは一番技術が問われます。
下りのコース取りで何十秒も遅れを取ることは珍しくありません。
スプリンターは、我慢のステージ。
序盤の中間スプリントが終われば、後はみんなで協力して時間内にゴールを目指します。
累計獲得標高は、3800m以上。
ポイントライン
33km地点 中間スプリント
51km地点 2級山岳
71km地点 2級山岳
84.5km地点 2級山岳
97km地点 3級山岳
133km地点 2級山岳
148.5km地点 2級山岳
187.5km地点 3級山岳
200km地点 ゴール地点
注目選手
ジュリアン・アラフィリップ
第3ステージでステージ優勝したアラフィリップ。
パンチャーの彼は、難度の高い山岳ではちぎれてしまいますが、第6ステージでは、最後までついてこれていました。
調子もいいようなので、ここでもう1勝いけるかもしれません。
ゲラント・トーマス
総合エースのトーマスは、第6ステージのようなきつい山岳で光る選手。
今回の山岳は、少し簡単ですが、アタックが出れば独走もあるかもしれません。
ナイロ・キンタナ
去年は、散々だったキンタナですが、今年はライバルから遅れることなくついていけています。
戦略がハマれば勝利もありえます。
まとめ
また山岳がやってきました。
ここから総合エースたちの牽制や、アタック合戦が始まります。
選手たちはつかれるでしょうが、見ている方はとてもエキサイティングするステージになりそうです。
ただ落車には気をつけてもらいたいですね。
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