惜しくも総合優勝を逃したけど、世界チャンピオンらしい走りを見せて、スペイン人を熱狂させたモビスターのアレハンドロ・バルベルデ。
でも、当初の予定では総合順位は狙わないはずだった。
カラパスの怪我によって、アシストになるはずだったキンタナとバルベルデがその役割を果たしたが、バルベルデは総合順位を期待していなかったという。
情報源:Valverde 'would never have dreamed' of taking second at Vuelta a España aged 39 | Cyclingnews
39歳での表彰台
第20ステージでの総合に関わる最後の戦いで、ポガチャルがアタックを仕掛けて、キンタナとバルベルデの総合順位が危険にさらされた。
最終的にキンタナをまくったけど、バルベルデは耐えきった。
"I didn't have any time references when he attacked, I changed the setting on my radio by mistake and ended up asking Ion Izagirre (Astana Pro Team) what the gaps were,"
彼が攻撃したとき、私は時間の参照を把握していませんでした。誤ってラジオの設定を変更してしまい、ヨン・イサギレ(Astana Pro Team)にギャップを尋ねました。
"Fortunately some roadside fans started shouting at me that he [Pogacar] had a two-minute gap and I'd need to put my foot down, so I did that all the way to the top on the final climb."
幸いにも、道端のファンの中には、彼[Pogacar]に2分間のギャップがあると叫び始めたので、最後まで全開で登りきりました。
バルベルデの今ブエルタ
バルベルデは、今大会で総合2位とチーム総合タイム、2回のステージ優勝を果たした。
キンタナの表彰台喪失については、失望するところもあったらしいが、キンタナのアシストや、ソレルなどのほか全ての選手の協力に感謝しているとのこと。
バルベルデは現在39歳で、アルベルト・コンタドール、ホアキン・ロドリゲスという、同時期に存在したスペインライダー黄金期の中の最後の1人。
2021年の引退までに後何勝飾れるのか?
そして、今月後半から世界チャンピオンとして、防衛を狙うべくヨークシャーに乗り込む。
昨年のオーストリアよりもバルベルデに向いたステージではなく、苦戦を強いられるだろう。
タオ・ゲオゲガンハートの悲哀
https://www.cyclowired.jp/news/node/307062より抜粋。
ベストを尽くした。まだグランツール出場2.5回目で、最終山岳ステージを調子よく走れたことは大きな進歩だと思う。
だから結果には失望していない。後ろからポガチャルが追走していたので(ゲレイロと)待ったけど、彼はただ強すぎた。
それからモビスターの4人が引くメイン集団を待つことにしたんだ。
メイン集団に合流してからはできるだけ長く食らいついた。
プリモシュ(ログリッチェ)を除いて全員が限界を迎えているように見えたよ。
あと(ステージ敢闘賞の)表彰台に上っている最中に自分のバイクからガーミンを盗んだ奴は誰だ。
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