今年も7ヶ月が過ぎ、ロードレース界ではグランツールと呼ばれる3つのステージレースの内、2つが終了した。
令和最初のジロ・デ・イタリア
1つ目は、5月から6月かけて行われた、ジロ・デ・イタリア。
ツール・ド・フランスより、山岳に重点を置いた大会で、イタリア人から、「ツール・ド・フランスが世界最大なら、ジロ・デ・イタリアは世界最高のレース」と評されることも。
そのジロで、総合優勝を勝ち取ったのは、若きエクアドルスター、リチャール・カラパス。
日本人は、初山翔と西村大輝が出場。
初山は、最下位ながら見事完走。
果敢な逃げで、大会を盛り上がらせた初山に主催者側から、廃止されたマリア・ネラ(最下位賞)が特別に送られた。
世界最大のレース ツール・ド・フランス
2つ目は、7月をまるまるかけて行われた、ツール・ド・フランス。
マイヨ・ジョーヌ100周年で、世界最大の大会は、アラフィリップの予想外の活躍で、マイヨ・ジョーヌを14日間も保持。
サガンも7度目のポイント賞を獲得し、アラフィリップ、ピノなど、フランス人の目まぐるしい活躍で、大会を大いに盛り上がらせた。
第19ステージでは、土砂崩れにより、レースが中断されるなどの自体もあり、波乱を呼んだのも記憶に新しい。
最終的に、22歳の若き天才エガンベルナルの勝利によって幕を下ろした。
今年最後のグランツール ブエルタ・ア・エスパーニャ
そして最後はブエルタ。
スペイン1周という意味のブエルタ・ア・エスパーニャ。
今年のブエルタは、8月24日から9月15日までの3週間。
各チームは、総合優勝の証、マイヨ・ロホを獲得するために争う。
大会の特徴としては、1ステージあたりの平均距離が、150km程度で他のグランツールと比べて20kmほど短い。
また、序盤から難関山岳が出てくるから、クライマーやオールラウンダー向けのステージレースなんだと。
ツール・ド・フランスに出た選手は、ここからの回復具合で、ブエルタの出場を決める。
ツールとは、山岳の質も違うわけだから、脚質もそれに合わせて調整しなきゃならないわけ。
ベルナルは出るのかな?多分出ないっすな。
ジロもツールも出たしね。
ちなみに、昨年の優勝者は今年のツールでもステージ2勝を挙げた、サイモン・イェーツ。
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