第2ステージも熱い展開のブエルタ。キンタナの平坦アタックで総合争いに動きが。

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一昨日始まったブエルタは、第1ステージから3チームが同じコーナーで滑るという波乱の幕開けとなった。ちなみに1チームはチームカー。

 

そして第2ステージも、普段ロードレースを見るものとしては熱すぎるラストが待っていた。

 

まさかの平坦アタック

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フィニッシュまで残り3kmで、Movistarのナイロ・キンタナが逃げ集団から単独アタックをしかけた。

 

 

アタックの前段階から逃げ集団はお見合い状態が続いて、キンタナのアタック後もしばらく動きがなかった。

 

多分、このまま逃げ切れないと思ったのかな? 

 

 

結局キンタナがステージ優勝。 

 

まさかの平坦アタックで、昨日のチームタイムトライアルの遅れを取り戻し、個人総合2位かつポイント賞も獲得。 

 

こういう勝負勘もキンタナの強みの1つだと思わせてくれた。 

 

一気に総合優勝候補に躍進 

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現在の総合順位は、ニコラス・ロッシュに次ぐ総合2位

 

ロッシュは高レベル山岳を登る力はないから、現時点ではキンタナが実質1位といえる。

 

正直あまり期待はしていなかったけど、モビスターで戦う最後のグランツールで、3年ぶりの総合優勝を成し遂げられるのか。

 

反面、私の贔屓チームであるIneosは、総合勢が先頭集団におらずキンタナに1分以上の大差をつけられたとのこと。

 

本当にこのチームは、ツール以外には力を入れていないということがよくわかった。

 

キンタナのインタビュー

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キンタナは今回について、

"Today, we rode on the front, and we were concentrated. I was able to solve the situation with [Alejandro] Valverde, we divided up the work and we have been able to win thanks to that.

今日私たちは前を走り、バルベルデと一緒に状況を解決することができました。仕事を分割しそのおかげで勝つことができました。

 

"I knew a small group could get away but the climb was really hard and there were even fewer riders that we thought that got away at the top."

私は小さなグループが逃げることができると知っていましたが、登りは本当に困難で、トップに逃げたライダーはさらに少なかったです。

とコメント。 

 

フィニッシュ時の羽を広げるように挙げた腕の意味について、

"People used to call me the Condor and I wanted to celebrate by showing my aim is to fly as high as possible," he explained.

人々はかつて私をコンドルと呼んでいたので、できるだけ高く飛ぶことが私の目標であることを示したかった。

と語った。

 

 

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