今年の日本は、比較的冷夏でサイクリストにとっては走りやすい気候だったと思う。
しかし、欧州では不安定な気候や連日の猛暑で、ヨーロッパのサイクリストにとっては最悪な環境だった。
そんな欧州では、屋内サイクリングが注目を集めているという。
情報源:Trend watch: At Eurobike, indoor cycling takes center stage – VeloNews.com
ユーロバイク
木曜日からドイツのフリードリヒスハーフェンで、ユーロバイクが開催されている。
ユーロバイクとは、最先端の機材が集まった国際自転車見本市で、毎年9月初週に開催されている。
そして、数ある商品の中で注目を集めていたのは、屋内トレーニングバイク市場。
つまり、ローラー台。
外に出られないなら屋内でトレーニングをしようと考える人が増えたことで、この市場が活気づいている。
バーチャルで他の人とライドできるZwiftや、パワーメーターメーカーのStages Cyclingなど、様々の企業が、来シーズンに向けての新製品を展開した。
Wahooの新製品
そして、最大の注目を集めたのは、WahooのKICKR Bike stationary bike。
説明書きによると、
バイクには、KICKR Climbが組み込まれています。
これによりユーザーは、シフターまたはZwiftなどのアプリのボタンを介して制御されるグレードの変化をシミュレートできます。
信じられないほど人間工学に基づいた独自のギアシフターにより、ユーザーは3つの主要なグループセットメーカー(Shimano、SRAM、Campagnolo)から最大7つの異なるギア構成を複製でき、ギア比もカスタマイズできます。
セットアップも調整され、驚くほど簡単です。
とのこと。
つまりKICKR Climbがあるので、勾配などを自由に操作できて、3つのコンポの異なるギアを構成できて、セットアップも10分以内にできると。
これだけならすごい!で終わるんだけど、まだもう1つ押しがある。
それはこれ。
また、自転車の静かさも注目に値します。
特に、午前6時に騒々しいトレーナーに乗ると、隣人を目覚めさせる危険性がありました。第一世代のKICKRは大音量でしたが、メンテナンス不要のGates Carbon Driveのおかげで、ノイズはなくなりました。
これが大事なんだ。
誰もが防音の部屋に住んでいるわけではないから、こういった静音の機能はもはや必須。
ちなみにお値段3,499ドル。日本円で37万円。
いやカーボンロード買えるわ。
Zwiftの新機能
Zwiftは対戦できるコース追加と、1つの新機能が発表された。
追加されたコースは、最新のロードワールドチャンピオンシップコース。
Zwiftは、毎年開催されるUCI世界選手権のコースを展開し続けた。
今年も例外ではなく、イギリスのヨークシャーのパンチの聞いたコースを追加した。
そして気になる新機能は、MTB向け?
新しいステアリング機能らしい。
今後数週間で、ユーザーが体験できる機能で、スマホをハンドルバーに取り付けるとZwiftのアプリが、加速度計を介して動きを感知する。
Zwift上の地形に合った動きをすると、得点が加算される。
実際のサイクリングのように動きのあるライドになるという。
屋内サイクリングで数字を見続けることに飽きたら、これをやったらどうかな?
↓ よかったらクリックしてね