フアン・ホセ・コーボがドーピングのためクリス・フルームが2011年ブエルタ総合優勝者に。

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クリス・フルームといえば、現役最多のツール4勝を挙げている最強のイギリス人。

 

34歳になった今年は、怪我でシーズンを棒に振る形になって、史上最多の5勝クラブ入りを逃した。

 

そんなフルームにとって、栄誉あるニュースが飛び込んできた。

 

情報源:Chris Froome officially accepts 2011 Vuelta a Espana winner's jersey | Cyclingnews.com

 

クリス・フルームの今まで

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2010年よりチームSkyに所属して、その後チームにたくさんの勝利をもたらして来た。

 

2012年には当時のエース、ウィギンスをアシストし、その結果自分についてこれないウィギンスを置いていき、険悪な関係になったことを覚えている人もいるかな?

 

そして、フルームといえばツールの印象が強いけど、実はグランツールすべてで総合優勝を成し遂げている。

 

ツール4回、ジロ1回、ブエルタ1回、計6回の総合優勝という記録を残していたけど、今回それが7回に増えた

 

記録剥奪

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2011年のブエルタで総合優勝を勝ち取ったのは、ジェオックス・TMCのフアン・ホセ・コーボ

 

けど、コーボから禁止薬物が検出されたためアンチドーピングルール違反で、2009年から2011年の記録が剥奪された

 

そのため、2011年のブエルタで総合2位だったフルームが総合優勝となった。ちなみにウィギンスも3位に繰り上げ。

 

これまで、イギリス人のグランツール初総合優勝は、2012年のウィギンスだったけど、この結果を踏まえるとフルームが初となる。

 

"This title, this red jersey, really does mean a lot to me,"

「このタイトル、この赤いジャージは本当に私にとって大きな意味があります」

 

"To be named the winner eight years on does feel strange on one hand but, at the same time, it's a really special one to add to my palmarès,"

「8年後の勝者に選ばれることは、奇妙に感じますが、同時に私がパルマレス(受賞者名簿)に加わるのは本当に特別なことです」

 

"It would have been so different had I actually won it back then, being able to stand on podium in Madrid and really soak up feeling the winner of my first Grand Tour and being the first British rider to ever win a Grand Tour - that would have been an amazing feeling.

マドリードで表彰台に立って、初めてのグランツールの勝者を感じて、グランツールで優勝した初のイギリスのライダーであることに本当に浸ることができたら、それは本当に違っていたでしょう。素晴らしい気分でした。

 

 

 

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