第14ステージは、ピレネー最大級の山岳、トゥルマレ峠に挑みました。
第13ステージの個人タイムトライアルは、マイヨ・ジョーヌの意地を見せた、アラフィリップの独擅場でしたが、今回も見せてくれました。
振り返っていきましょう。
第15ステージコース紹介はこちら↓
スタート
第14ステージは、117.5kmと短距離ですが、超級山岳を含む難関ステージ。
パレードランから、アクチュアルスタートといういつもの流れが行われる予定でしたが、0km地点になっても旗が振られません。
そのままパレードランを続行し、7km地点でようやくスタート。
総合表彰台を諦め山岳賞を狙うニバリと、中間スプリントを狙うサガンがアタック。
🏁 - ゴールまで108.5 km
— Tour de France JPN (@letour_jpn) 2019年7月20日
ヴィンチェンツォ・ニバリ🇮🇹(TBM)とペーター・サガン🇸🇰(BOH)が抜け出す形に🚴♂️💨💨💨
📍第14ステージ#ツールドフランス 2019 🇫🇷#TDF2019#jspocycle https://t.co/Cu7hRsgx8M
そして15人ほどの追走集団がアタックを仕掛け、サガンたちと合流しようとします。
4級山岳
サガンは、追走集団に合流しようと速度を緩めます。
ニバリも4級山岳を取った後、合流します。
🏁 – ゴールまで99.5 km
— Tour de France JPN (@letour_jpn) 2019年7月20日
🚩第14ステージ 山岳ポイント(4級)🔴⚪️
今日最初の山岳ポイントを獲得したのは、ヴィンチェンツォ・ニバリ🇮🇹(TBM)👏#ツールドフランス 2019🇫🇷#TDF2019#jspocycle pic.twitter.com/Hlpq5mp2oF
メイン集団
1級山岳に入る頃、集団ではモビスターが牽引します。
速度をどんどん上げて、先頭集団との差を30秒も縮めました。
🏁 - ゴールまで62 km
— Tour de France JPN (@letour_jpn) 2019年7月20日
モヴィスター チーム🇪🇸がメイン集団のペースを上げる🚴♂️🚴♂️🚴♂️💨💨💨
逃げ集団とのタイム差は2分31秒⏱️
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1級山岳
逃げ集団にいるニバリと山岳賞のウェレンスが、山岳地点を目指しアタックを仕掛けます。
3kmほど2人の攻防が続き、最後数十メートルアタックで、位置取りが悪かったニバリが、前を塞がれ失速。
そのままウェレンスがトップで通過しました。
🏁 – ゴールまで56.5 km
— Tour de France JPN (@letour_jpn) 2019年7月20日
🚩第14ステージ 山岳ポイント(1級)🔴⚪️
ティム・ウェレンス🇧🇪(LTS)🔴⚪️とヴィンチェンツォ・ニバリ🇮🇹(TBM)🦈の一騎打ちはウェレンス🇧🇪に軍配👏トップで通過し10ポイントを獲得✊#ツールドフランス 2019🇫🇷#TDF2019#jspocycle pic.twitter.com/1boQvNMCWG
中間スプリント
残り31.5km地点で、中間スプリントに到達。
トップは、抜け出していたウェレンス。
🏁 - ゴールまで31.5 km
— Tour de France JPN (@letour_jpn) 2019年7月20日
🚩第14ステージ 中間スプリントポイント💚
トップ通過したのはティム・ウェレンス🇧🇪(LTS)🔴⚪️🔝#ツールドフランス 2019 🇫🇷#TDF2019#jspocycle pic.twitter.com/Psn9bqVs9t
ここを目指して逃げていたサガンは、山岳途中で吸収され、下りで巻き返し9位。
ポイント賞争いの選手で唯一ポイントを獲得できました。
🏁 - ゴールまで31.5 km
— Tour de France JPN (@letour_jpn) 2019年7月20日
🚩第14ステージ 中間スプリントポイント💚
ペーター・サガン🇸🇰(BOH)💚は9番目に通過🚴♂️
7ポイントを獲得しました👏#ツールドフランス 2019 🇫🇷#TDF2019#jspocycle pic.twitter.com/vwUjwQ2EzM
超級山岳
先頭に3人が残っていましたが、その中からジェスベールが単独アタック。
🏁 - ゴールまで16 km
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ロメン・シカール🇫🇷(TDE)を捕らえたエリー・ジェスベール🇫🇷(PCB)が逃げる形に🚴♂️💥💥💥
📍第14ステージ#ツールドフランス 2019 🇫🇷#TDF2019#jspocycle pic.twitter.com/nLRm1JNvJK
しかし5kmほどでメイン集団に吸収されます。
頂上まで
メイン集団のバルギルがアタック。
切れの良いアタックで、どんどんタイム差を開きます。
ワレン・バルギル🇫🇷(PCB)がアタック🚴♂️💥💥💥
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エフデジのピノとゴデュがアタックし、追走します。
ティボー・ピノ🇫🇷(GFC)とダヴィ・ゴデュ🇫🇷(GFC)がアタック🚴♂️🚴♂️💥💥💥
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単独で逃げるワレン・バルギル🇫🇷(PCB)を追います💨
📍第14ステージ#ツールドフランス 2019 🇫🇷#TDF2019#jspocycle pic.twitter.com/1NGLYjn8V4
イネオスは、1人、また1人とアシストを失いチームがバラバラに。
トーマスの状態も悪そうに見えます。
残り6km地点で、バルギルを吸収。
この時点で残っている有力選手は、
- ピノ
- クライスヴァイク
- ブフマン
- ベルナル
- トーマス
そしてなんとアラフィリップも。
アラフィリップは、本格山岳は得意ではなかったはずなのですが、この短期間でパンチャーからオールラウンダーを成長したのでしょうか?
フィニッシュ
残り1kmで、ブフマンがペースアップ。
クライスヴァイク、ピノ、アラフィリップ、ベルナルと前に出ましたが、総合2位のトーマスがまさかの失速。
調子が思わしくないようで、無線で確認したベルナルが一瞬反応しましたが、先に行ってしまいました。
<Cycle*2019 ツール・ド・フランス S14>
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) 2019年7月20日
ブッフマンのアタック
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残り300mから、ピノがアタック。
ベルナル、アラフィリップと続きました。
アラフィリップは、この中ではスプリント能力が一番高いのですが、追いかけません。
おそらくフランスの同胞に勝利を譲ったのか。
そのままピノがステージ優勝。
<Cycle*2019 ツール・ド・フランス S14>
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ラスト300mから!超級トゥールマレーを制したのは💥💥💥
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フランス人は連日の優勝で熱狂の嵐。
アラフィリップは、超級山岳でもタイムを失わずマイヨ・ジョーヌの意地を見せつけました。
反対に総合2位のトーマスは痛恨のロス。
連覇に向けて、さらに攻撃的になるかもしれません。
表彰台
ステージ優勝
<Cycle*2019 ツール・ド・フランス S14>
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🥇ティボー・ピノ(GFC)
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今大会では、遅れが目立っていたピノですが、この勝利で一気に表彰台が近づきました。
ヤングライダー賞
<Cycle*2019 ツール・ド・フランス S14>
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🍼エガン・ベルナル(INS)
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昨日のステージで遅れを取ってしまったベルナルでしたが、結果から見ると、今日はチームで一番好調でした。
敢闘賞
<Cycle*2019 ツール・ド・フランス S14>
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エリー・ジェスベール(PCB)敢闘賞
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最後は、単独で逃げたジェスベールが敢闘賞。
第15ステージは、ピレネー最終ステージ↓
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