バーレーン・メリダに所属するロハン・デニス。
彼は、今年のツールでニバリのアシストとして出場し、TTステージでの優勝も狙える期待のかかった選手だった。
しかし、突然のリタイヤで話題を集めた。
そんなデニスが、今月後半から行われるロード世界選手権で、タイムトライアルチャンピオンを目指していることがわかった。
情報源:Rohan Dennis: Tour de France pull-out has been 'blown out of proportion' | Cyclingnews
話題になったツールリタイヤ騒ぎ
デニスは、7月に行われたツール・ド・フランスに出場した。
タイムトライアルスペシャリストとして、第13ステージのTTで優勝候補筆頭として、注目されていた。
ところが、直前のステージ第12ステージの途中で、突然バイクを降りた。
落車もなく、なぜリタイヤしたのかゴシップを含めいろいろな推測が立てられた。
1番有力な説は、チームへの不満が高まったという説。
デニスは、以前からチームの機材、特にTTの機材について不満を持っていたという。
これはチームメイトのトゥーンスも肯定している。
曰く、チームとの約束として、機材の性能を向上をさせるというものがあったらしいけど、それが成されなかった。
本番の第13ステージまでに、それがないとわかって、リタイヤしたという。

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リタイヤについてデニスは
デニスは、この騒動の後ツイッターのアカウントを削除した。
"I've come off Twitter and haven't got into a slandering match because we have given other people the chance to try to sort this out in a mature way,"
私はツイッターをやめましたが、他の人々にこれを整理する機会を与えたので、中傷的な論議にはなりませんでした。
"I don't want to put any more fuel on the fire.
これ以上火に油を注ぎたくはありません。
そしてリタイヤするということは、ニバリのアシストが1人減るということ。
ニバリにその旨を伝えると、
'OK, you're out, all good.'"
OK、リタイヤしていい。
と言ってくれたそう。
ヨークシャーに向けて
現在デニスは、個人タイムトライアルの世界チャンピオン。
そして、今年はそれの防衛に向けて力を注いでいるという。
"Physically, I'm still as good as I was last year and my power profile test that I did two weeks ago was the best numbers I've done ever,"
物理的には、私は昨年と変わらず元気で、2週間前に行ったパワープロファイルテストはこれまでで最高の数字でした。
Mentally, I have days where it's hard but I believe I can still win [in Yorkshire].
精神的には難しい日もありますが、(ヨークシャーで)まだ勝てると信じています。
デニスは、ブエルタに参戦する予定だったけどメンバーには入らなかった。
それによって世界選手権に向けて、調整ができなくなった。
We were going to do the full Vuelta to test whether I could get the same physical response from doing a full Grand Tour potentially leading into Tokyo next year, which is after the Tour de France.
来年東京オリンピックにつながる可能性のあるグランツールに参加することで、同じ身体的反応を得ることができるかどうかをテストするためにブエルタに出場をするつもりだった。
"I am motivated by Tokyo, but I'm more driven by the Worlds this year, to be honest. I've got that target first and I'm not trying to look too far ahead,"
私は東京にやる気がありますが、正直に言うと今年は世界選に駆り立てられています。最初にその目標を達成し、あまり先を見据えようとはしていません
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