キンタナ、カラパス、ランダを失ったモビスターにエンリク・マスが加入。

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モビスターは、来シーズンからバーレーン・メリダにミケル・ランダ、イネオスにリチャール・カラパス、アルケアサムシックにナイロ・キンタナが移籍する。

 

全員がグランツールでエースを担える人材。

モビスターとしては、エース不在で困った困ったという感じ。

 

その代わりとしてドゥクーニンクの、エンリク・マスを獲得した。

 

情報源:Movistar name Enric Mas as new Grand Tour leader for 2020 | Cyclingnews.com

 

エンリク・マス

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マスは、24歳の若手クライマー。

 

2017年に前身のクイックステップに移籍してから、徐々に頭角を現していき、去年のブエルタでは総合2位と新人賞を獲得

 

今年のツール・ド・フランスでは、総合エースに抜擢された。

 

でもみんなの記憶に新しい、フランスが熱狂したアラフィリップの活躍で、マスはアシストに降格。

結果は総合22位。

 

内心の不満を押し殺して、アラフィリップを引っ張った。

 

なぜモビスターに移籍した?f:id:settuxan:20190809014309j:plain

マスが移籍したのは、ドゥクーニンクが総合向けのチームじゃないから。

 

ドゥクーニンクは、チームの方針としてステージ優勝やクラシックレースに重心を傾けてる

それは、選手やスタッフ面でもそう。

 

アシストは、山岳が得意な選手は少なくどちらかというと、ヴィヴィアーニなどのスプリンター用に平坦アシストが多い。

 

アラフィリップが、総合争いができるとわかった今でも、チームは方針を変えるつもりは無いそう。

 

マスの力を存分に発揮できる場所は、強い山岳アシストがいる総合系のチーム。

 

まさにモビスターが一番いい環境だったというわけ。

 

マスを失ったドゥクーニンクは?

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ドゥクーニンクは、言ってしまえば万年金欠チーム

大型選手1人と契約するといっぱいいっぱいになる。

 

ドゥクーニンクは、アラフィリップに投資した。

その結果、いくつかの選手は手放さざるを得なかった。

 

マスを筆頭に、ヴィヴィアーニやジルベールもそう。

 

今後は、ますますステージ優勝に向けたチーム作りがなされると思う。

そのほうがお金は稼ぎやすいと思うけどね。

 

 

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