7月にツール・ド・フランスでクラッシュして以来、ワウト・ヴァン・アールトが初めてオフロードライドをしたらしい。
順調に回復しているヴァン・アールトの復帰はいつになるのか。
ツールでの事故
ヴァン・アールトは、7月に行われたツール第13ステージのタイムトライアルで、コーナーに有るバリアに衝突し落車。
今選手たちから大不評の、突出したりとんがったりしているバリアに、皮膚や筋肉を大きく引き裂かれ重傷を負った。
怪我は思ったよりもひどく、その後のシーズンは棒に振ることとなった。
2回の手術を行い、9月頃にやっとバイクに乗れるようになった。
今は、一刻も早く現在開催中のシクロクロスレースに出られるようにリハビリ中。
事故以来のオフロードライド
1日にStravaに事故以来2回目のライド記録を投稿。
1回目は電動自転車での記録だったけど、今回は本業とも言えるオフロードライド。
平均速度27km/h、最大速度43.6km/h、2時間で69kmのライドを完了した。
速い(小並感)私のロードバイクよりも速い。
ヴァン・アールトは、9月にトレーニングを始めてから段々と強度を増していき、10月には合計755kmの距離を走った。
まだ復帰の目処は立っていないが、目標としている春のシクロクロスレースには間に合うのではないかという私感。
2つの訴訟
そんなヴァン・アールトは、リハビリ中に2つの訴訟についての報道があった。
1つ目は、この事故に関するヴァン・アールトから大会側への訴訟。
ヴァン・アールトとユンボヴィスマが、この不可解なバリアの配置でキャリアが終了するかも知れなかったとして、ツール主催のASOに医療費などの金銭的保証を求めたもの。
2つ目は、ヴァン・アールトに向けた訴訟。
ヴァン・アールトの前所属チームである、ヴェランダズ・ウィルムスクレランが契約を破ったヴァン・アールトに賠償を請求。
その額なんと100万ユーロ(1億2千万)。
ヴァン・アールトは、ウィルムスクレランとまだ1年の契約が残っていたけど、それをブッチしてユンボヴィスマと契約。
それによって損失を被ったチームは憤慨。
この裁判の結果は11月26日に分かるが、もしウィルムスクレランの請求が通った場合、1億以上の賠償をすることになる。
まあ契約時にこの話をしてないわけがないから、たぶんユンボヴィスマが賠償するんじゃね。
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