残り少ないスプリントステージを終えて、ピレネー山脈へと入りました。
全ステージでは、早速1級山岳を登りました。
そしてこの第13ステージでは総合エースの戦い、個人タイムトライアルの登場です。
個人タイムトライアル
個人タイムトライアルは、1人で走行する分かなり得意不得意が別れます。
第13ステージコース概要
第13ステージは、ポー~ポーまでの27.2km。
個人タイムトライアルは、総合最下位から一定間隔でスタートし、フィニッシュまでのタイムを競います。
タイムトライアルスペシャリストと、そうでない選手のタイム差は大きく、前にスタートした選手を何人も抜いていくこともしばしば。
コースは、個人タイムトライアルということで距離が短め。
起伏が多少あるので登りもある程度こなさなければなりません。
個人タイムトライアルは、総合勢のタイム差が付きやすいです。
ここでライバルから遅れを取らないことが、とても重要なことです。
明日は、ピレネー山脈最難関山岳のトゥルマレ峠。
少しでも差をつけておきたいところ。
計測地点
7.7km地点 中間タイム計測地点
15.5km地点 中間タイム計測地点
21.9km地点 中間タイム計測地点
27.2km地点 ゴール地点
注目選手
トニー・マルティン
優勝候補筆頭です。
マルティンに敵う選手がいるかどうか。
多分いないです(断言)
ワァウト・ヴァン・アールト
敵うとしたらヴァン・アールト。
直前のドーフィネの個人タイムトライアルでもステージ優勝しています。
ゲラント・トーマス
昨年エースのフルームほどではないですが、高速巡航が得意。
そろそろ牙を見せてくるかもしれません。
まとめ
タイムトライアルは地力の差が出てきますので、見ていて面白いですね。
モビスターのキンタナなど、山岳一辺倒の選手は、どんどん遅れていきます。
まだ中盤ですので巻き返すチャンスはありますけどね。
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