個人総合優勝が確定!一番強い男はこの人でした。ツール・ド・フランス第20ステージ振り返り&結果

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今ステージでアルプス3連戦も終結し、今大会の個人総合優勝が確定しました。

 

ベルナルがコロンビア人初となるチャンピオンを掴んだのか、はたまたアラフィリップがフランス人としての意地を見せたのか。

 

振り返っていきましょう。

 

 

最終ステージ紹介はこちら↓ 

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ステージの短縮

前ステージでは、天候不良による土砂崩れなどの影響で、ステージの短縮が発表されました。

 

今ステージでも、その影響があり、一時はレース事態がキャンセルされるのではないかと、情報が錯綜しました。

 

協議の結果、スタート位置の変更があるもののレースは開催すると発表がありました。。

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その結果、距離が大幅に短縮し130kmから59.5kmに変更されました。

 

明日の最終ステージは通例として、総合の争いは行われないので、実質的に今日で個人総合優勝が決定します。

 

スタート

最終決戦がスタートしました。

 

逃げ切り勝利を目指す選手が、アタックを仕掛けましたが、なかなか決まりませんでした。

 

 

平坦区間のうちに、30人くらいの選手がいくつかの集団に分かれました 

 

 

アラフィリップの脱落 

そのまま、超級山岳を登っていきましたが、メイン集団で、総合2位のアラフィリップがメイン集団から遅れていきました。 

 

 

その結果、アラフィリップは総合5位にまで落ちてしまいました。

 

しかし、今大会を一番盛り上げたのは、アラフィリップでした。

ありがとうアラフィリップ。 

 

先頭集団では 

ニバリがアタック。

 

 

今年こそ総合優勝を、という気持ちでツールに臨みましたが、今年は序盤で総合争いから脱落。

 

手ぶらで帰るわけには行かないニバリは、ステージ優勝を目指してアタックを仕掛けます。 

 

フィニッシュ 

今大会いまいち振るわなかったニバリですが、最後は有終の美を飾ることができました。

 

見事ステージ優勝を飾りました。

 

 

そしてメイン集団は、ベルナルが無事にフィニッシュをし、この時点で個人総合タイムが確定

 

見事コロンビア人初となるチャンピオンを勝ち取りました。

 

最後は、前チャンピオンのゲラント・トーマスとがっちり握手を交わしてゴール。

 

 

フィアンセと抱き合い、喜びを爆発させる22歳ベルナル。

素敵な光景です。 

 

 

そしてサガンも、無事にフィニッシュ。

7度目のマイヨ・ヴェールを、実質確定させました。

 

 

表彰台 

ステージ優勝 敢闘賞

ヴィンチェンツォ・ニバリ 

 

こういう舞台で、勝ち切ることは並大抵の力ではできません。

また来年も強い走りを見せてくれることを期待します。 

 

マイヨ・ジョーヌ 

エガン・ベルナル 

 

間違いなく今大会で最も強い男でした。 

 

アシストとして出場したベルナルですが、途中タイムトライアルでタイムを失ったりと、不安定な面もありましたが、それを物ともしない爆発的な走りで総合優勝を勝ち取りました

 

これでイネオスは、前身のチームのSkyも含めると、過去10年で7度もの総合優勝を成し遂げました。 

 

マイヨ・ブラン 

エガン・ベルナル 

 

ベルナルは、まだ22歳。

まだまだ伸びしろはたくさんあります。

 

将来のエースのはずが、思ったよりも早く世代交代が来てしまいました。

 

マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ 

ロマン・バルデ 

 

バルデも、残念ながら総合争いから脱落してしまいましたが、方針転換をして、見事山岳賞を獲得。

 

果敢に1級山岳、超級山岳を攻め、低級山岳で着実にポイントを重ねていたウェレンスから山岳賞を奪取しました。

 

マイヨ・ヴェール 

ペーター・サガン 

 

これはもうあっぱれとしか言いようがありません。

 

ロード界屈指のスプリンターであり、山も登れる自慢の脚質で、7度目のポイント賞を獲得しました。

 

ツールも最終ステージ。一同はパリへと向かいます。 

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