昨日のブエルタ第4ステージは、平和に進んだ。
数少ないスプリンターのためのステージで、山場は途中の3級山岳のみ。
ユンボのクライスヴァイクが出走しなかったこと以外は、何の問題もなくレースが始まり、最後はヤコブセンが鼻差で勝利をもぎ取った。
でも、レース終了後に大会運営から1つ発表があった。
情報源:Walscheid relegated for apparent headbutt at Vuelta a Espana | Cyclingnews.com
危険走行
チームサンウェブのマックス・ヴァルシャイトが、「不規則」に走ったとして、集団の一番後方へ順位が降格された。
元々は3位だった。
何が起こったかと言うと、フィニッシュまで残り約400m地点で、ヴァルシャイトが頭突きをして道を開けたという。
この映像を見てほしい。
Etapa 4 - Stage 4 | #LaVuelta19
— La Vuelta (@lavuelta) August 27, 2019
🇪🇸 Vive el último kilómetro de la victoria de @FabioJakobsen gracias a @CarrefourES
🇬🇧 Live the last km. of Fabio Jakobsen's victory thanks to @CarrefourES#CarrefourConLaVuelta pic.twitter.com/DORJ0JbnMj
たしかに56秒あたりで、頭を大きく右に振っているように見える。
Sunwebの声明
サンウェブとしては、他の選手の危険な動きに対抗していたということ。
つまり先にやったのは、他の選手だと。
同じ動画だけど、今度は15秒あたりから見てほしい。
Etapa 4 - Stage 4 | #LaVuelta19
— La Vuelta (@lavuelta) August 27, 2019
🇪🇸 Vive el último kilómetro de la victoria de @FabioJakobsen gracias a @CarrefourES
🇬🇧 Live the last km. of Fabio Jakobsen's victory thanks to @CarrefourES#CarrefourConLaVuelta pic.twitter.com/DORJ0JbnMj
後ろから上がってきた白い選手が、前から下がってきた選手とヴァルシャイトと挟まって、強引にヴァルシャイトの方に寄せている。
これに怒ったということなのかな?
その選手はUAEのガビリアのアシスト、フアン・セバスティアン・モラノだという。
処分
こういった頭突きや斜行なんかは、よく起きること。
カヴェンディッシュがよく起こしてた印象がある。
でも、ゴール前は非常に混沌としていて、このようなことが普通になると非常に危険。
だから年々と処分や罰則が大きくなっている。
2017年のツールは、サガンの内側に入り込もうとしたカヴェンディッシュに、右肘が当たって落車。
カヴェンディッシュはリタイヤ、サガンは失格という処分がくだされた。
それを考えると今回のヴァルシャイトの件は、比較的軽い罰だったかもしれない。
サガンの件と違って、落車が起こってなかったからなのかな?
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