今年のツールは、例年は目立たないフランス人が大活躍した。
アラフィリップ然り、ピノ然り。
そしてブエルタでも、同じようなことが。
ロペス、キンタナ、バルベルデ、デラクルスなど、スペイン語圏の選手が総合上位に。
しかし、そんなブエルタで大規模な落車が起こった。
情報源:Major crashes wreak havoc on EF Education First at Vuelta a Espana | Cyclingnews
メイン集団で大規模落車
事故は、第6ステージで起こった。
昨日は、Jsportsオンデマンドもクラッシュしていたようで、詳しい映像は見られていないけど、結構な有力選手が怪我を負った。
EFのチームディレクターによると、
"A Jumbo-Visma rider lost control on a very fast descent,"
ユンボのライダーが高速の下りでコントロールを失った。
らしい。
その結果、
- ビクトル・デラパルテ (FDJ)
- リゴベルト・ウラン (EF1)
- ヒュー・カーシー (EF1)
- ティージェイ・ヴァンガーデレン (EF1)
- ニコラス・ロッシュ (SUN)
- ダヴィデ・フォルモロ (BOR)
の6名がリタイヤに追い込まれた。
EFの受難
中でもEFエデュケーションファーストの被害は甚大で、3人がリタイヤで2人が怪我という、チームとしては絶望的な状況。
整理すると、こんな感じ。
・リゴベルト・ウラン リタイヤ
・ヒュー・カーシー リタイヤ
・ティージェイ・ヴァンガーデレン リタイヤ
・ローガン・オーウェン 右脚を5針縫う怪我
・イギータ・ガルシア 腰の痛み
・ローソン・クラドック 無事
・ミッチェル・ドッカー 無事
・ダニエル・マルティネス 無事
ウランは左鎖骨と肩甲骨、カーシーは左鎖骨を骨折、ヴァンガーデレンは体の右側面にひどい擦過傷を負い指に強い痛みがあるらしい。
EFのこれから
昨年のツールの序盤で、肩甲骨を骨折しながらも完走を果たしたクラドックは、
I wasn’t involved but about half the team went down.
個人的には関わりませんでしたが、チームの約半分がダウンしました。
"Really, it was a rough day for us. It’s frustrating to say the least but that’s bike racing. It’s still a long race. Rigo is out and we’re really disappointed, but we’re kind of trying to focus again
本当に私たちにとってはつらい一日でした。控えめに言ってもイライラしますが、これがロードレースです。まだまだ長いレースです。リゴがリタイヤして、私たちは本当に失望していますが、私たちは再び集中しようとしています。
ブエルタは、まだ2週間も続く。
リタイヤしたウランの代わりに、総合エースを立てる必要がある。
それは、まだ23歳のダニエル・マルティネスがその責任を追うことになるみたい。
"We waited for them to get up, but Rigo was really in a bad way, Hugh wasn’t good and we’ve lost two men today. But we’ll fight on, we have to keep our heads high. That’s cycling."
我々は彼らが立ち上がるのを待っていたが、リゴは本当に悪い状態で、ヒューも良くなかったし、今日2人を失った。しかし我々は戦い続けなければならない。それが自転車だ。
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